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【くノ一花梨】感想・激アツな物語が楽しめる王道同人RPG!

同人RPG

「シナリオ:★★★★★★★★★★」

「エロさ :★★★★★★★☆☆☆」

「ゲーム性:★★★★★★★★☆☆」

 

どうも「抜き助」です。

今回はお江戸ファンタジー「くノ一花梨」の紹介・感想です。

サークルは「チェリスソフト」さん。発売日は2022年12月30日。

 

一見何の変哲もない町娘「花梨」が悪と戦う同人RPG。

物語の舞台は江戸となっており、その中で繰り広げられる熱い展開に注目。

笑いあり、涙あり、そしてもちろんエロもある「同人ゲームの名作」となっている。

 

ゲームとしては古き良き同人RPGといったスタイル。

町でエロイベントを探したり、体でお金を稼いだり、全裸でウロウロしてみたり。

同人RPGの要所をしっかり押さえた「王道的作品」と言える。

 

感想:GOODポイント

・「父を探して悪を討つ」
・「これぞ同人RPG」
・「エロ要素たっぷり」
・「サブ要素もたっぷり」
・「ボリュームがやばい」

 

父を探して悪を討つ

本作の主人公である「花梨」は江戸に住む一見普通の町娘。

幼少の頃に母を亡くし、父も行方不明だが、明るく元気に毎日を過ごしていた。

しかしそんな彼女には「ある秘密(目的)」がある。

夜な夜なこっそり闇に溶け込み、持ち前の身体能力で悪事を働く豪商宅に侵入。

小判をごっそり頂戴し、その全てを貧民に配っているのだ。

 

そう、花梨の正体は義賊「快盗ねずみ小町」。

このような活動を行うのには理由があり、その理由はいつだって変わらない。

花梨は急に家を出て失踪した父、大好きなお父ちゃんに会いたいのだ。

ねずみ小町で名を上げ、有名になればお父ちゃんが帰ってくるかもしれない…。

そう思って始めた活動だったが、これをきっかけに花梨は「悪と戦うくノ一」となる。

何故そうなるのかは実際に遊んで確かめてみて欲しい。

 

これぞ同人RPG

システム的にはこれぞ同人RPGといったような「The・同人RPG」。

めちゃくちゃに広いマップを探索し、各種イベントやサブ要素を回収していく。

エロい系にはハートマーク、イベント系にはフキダシマークが出るのでわかりやすい。

全13章からなる物語を楽しみながら自由に街を徘徊しよう。

 

そしてダンジョンはこんな感じ。

上の画像は街中のダンジョンだが、この他にも洞窟や森などロケーションは豊富となっている。

またマップの作り込みが凄まじく、ツクール臭を全く感じないのも嬉しいポイント。

タルや宝箱に入っているアイテムを拾いながら最奥のボスを目指そう。

 

そして敵に触れると戦闘となる。(背後から触れると瞬殺可能)

ターン制のコマンドバトルとなっており、画像では花梨だけだが、物語が進むと仲間も加わる。

難易度的には難し過ぎず簡単過ぎずといったところで、個人的には良バランスな印象。

ちょっとした戦闘エロなんかもあり、テンポも良好なため、戦闘の邪魔になっていない。

ゲームのストレスを省きに省いた現代風のシステムと言える。

 

エロ要素たっぷり

本作のエロ要素は非常に膨大。

一人の男に対して4段階のエロシーンが用意されており、それぞれの男に専用のifエンドを完備。

花梨がその男とどういう人生を過ごすのか…といったような短編物語が楽しめる。

またこの他にも壁尻や敗北エロなど、単発系のエロイベも豊富に用意されている。

 

あとは画像のような遊郭でお金を稼ぐシステムなんかも特徴的。

花魁姿の花梨は非常に艷があり、情事によってはだけた着物が最高にえっち。

全体的に男の精液量が多いのも嬉しく、花梨の膣内がいかに気持ちいいのかが伺える。

ちなみに遊郭の他にも夜鷹となって男と売春するなんてことも可能だ。

 

そして最後にもう一つ。

同人RPGでは欠かせないエロステも質の高いUIでしっかり用意されている。

なお、画像の左上の淫乱度は300以上になると「大淫乱モード」たるものへと突入。

そうなるとドスケベ花梨が爆誕し、江戸中の男たちに対して無差別中出しセックスが可能となる。

全裸徘徊なんかも解禁されるので、エロエロプレイが好きな人は積極的に上げたい。

 

サブ要素もたっぷり

本作は骨太な物語のみならず、各種サブ要素も盛り沢山。

例えば見世物小屋で痴態を晒してお金を稼いだり、宿屋を経営して女将(肉便器)になったり。

あとはエロなしのサブ要素だと動物を捕まえる収集要素、ド○クエで言う小さなメダル的要素などなど…。

どれもやり込み要素と言えるほど深くはないが、物語中の箸休めとして機能している。

 

ボリュームがやばい

前述もしたが、本作は13章からなる物語に加え、エロのボリュームも圧巻の一言。

よってゲーム全体のボリュームがとんでもないことになっている。

参考までに自分がフルコンプ手前でクリアした時のプレイ時間が約18時間。

がっつりとゲームがしたい紳士におすすめな作品と言える。

 

感想:BADポイント

・「序盤の盛り上がりに欠ける」
・「敗北エロの回収が面倒」
・「装備の種類が少ない」

 

序盤の盛り上がりに欠ける

個人的に気になったのが、序盤の物語の展開。

基本的にダンジョン最奥のボスを倒すゲームなので、物語に動きの少ない序盤はやや単調。

ボス戦も仲間が少ないと通常攻撃連打ゲーなため、単調さにさらに拍車がかかっている。

ちなみに物語が本格的に動き出すのは4章からとなっている。

そこからは怒涛の展開なので、もし序盤で微妙に感じても4章~5章までは遊んでみて欲しい。

 

敗北エロの回収が面倒

本作はほぼ全てのボス戦に敗北エロが用意されている。

そしてこの敗北エロは敗北しないと見ることが出来ず、勝っても開放されるという便利機能はない。

よって必ずボスで一度は敗北しないとダメなのだが、展開が熱いだけにこの手間が非常に億劫。

「よし!倒してやる!」→「あ、でも敗北エロ回収しなきゃ…」→毒薬で自決→ (・ω・`)

といった感じになり、せっかく上がった熱が少し冷めてしまう。

普通に勝っても開放される仕様でよかった感じは否めない。

 

装備の種類が少ない

RPGの醍醐味の一つとして「装備の組み合わせ」というものがあると思う。

しかしながら本作は装備の種類が少なく、性能もあまり魅力的に感じるようなものはない。

ダンジョンで手に入るのもほとんどがアイテムで、装備はあっても一つか二つ。

装備を更新する機会すら少なく、強くなっていく実感が湧きにくい。

贅沢かもしれないが、もう少し装備を弄って遊べたら嬉しかった。

 

感想まとめ

総評としては神ゲーに近い「良ゲー」。

物語の展開が非常に熱く、特に後半はウルっとくる場面もあったりして好印象。

花梨の母の正体、父の正体などが次々と明らかになっていき、そのバックボーンの描写も非常に丁寧。

親子愛や兄弟愛、仲間同士の絆など、様々なほっこり成分が含まれている作品だと感じた。

またエロに関してもボリュームが凄まじく、遊郭や夜鷹など、種類も豊富でえっちえち。

ただ自分の性癖としてはあまり刺さらなかったのもあり、エロは物語に負けているのかなという印象。

それにエロシーンを回収する作業自体は単調なので、途中からは少しマンネリ気味…。

エロより物語の方が気になっていたっていうのが正直なところである。

とは言え全体的に評価は高く、同人RPGのお手本とも言える作り込みに拍手。

古き良き同人RPGが好きな人におすすめだ。

 

以上、読んでくれてありがとう!

 

 

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コメント

  1. whoiscall より:

    Thanks.

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