「シナリオ:★★★★★★★☆☆☆」
「エロさ :★★★★★★☆☆☆☆」
「ゲーム性:★★★★★★★★☆☆」
どうも「抜き助」です。
今回は錬金ARPG「シェリル~金色の竜と遺跡の島~」と「そのアペンド」の紹介・感想です。
サークルは「ぱっくりパラダイス」さん。発売日は前者が2021年7月9日、後者が2022年10月14日。
かの有名な錬金RPG「アトリエ」をモチーフとした同人ゲーム。
主人公は見習い錬金術師の「シェリル」ちゃん。
ギャンブル中毒者である「デボラ」が経営する錬金工房で働くロリガールだ。
シェリルちゃんの目的は、デボラの金遣いによって破綻寸前な錬金工房の再建。
つまりはデボラの尻拭いをすることになるわけだが、当の本人は悪びれる様子もなく高跳び。
呆気にとられるシェリルだが、仕方がないので再建を決意。
自らが冒険者となり、工房を「五つ星工房」へと立て直すことになる。
感想:GOODポイント
ギャップのある物語
このゲームの目的は潰れかけの錬金工房を立て直すこと。
主な流れとしてはダンジョンで素材を集めて錬金を行い、大量のサブクエストを消化。
すると名声とお金が貯まるので、工房をどんどん強化していけばOK。
なんだけど、注目したいのはその中で展開される物語のギャップ。
一見和やかなムードとは裏腹に、このゲームはまさかのグロ表現が含まれる。
画像を見て驚いた人もいるだろう。
こういった演出は何もこの場面に限った話ではなく、ゲーム内の至る所に散りばめられている。
例えば電車で移動中には平然と通行人を轢き○していき、手に入るのは「謎の肉」。
そしてバックに流れているのは穏やかなBGMというイカレっぷり。
グロやホラー表現が苦手な人は注意しよう。
大量の素材とサブクエスト
このゲームは素材からアイテムを生み出す「錬金」がメイン。
錬金で作るアイテムは主にサブクエスト用になっていて、その種類はとんでもなく多い。
最初こそ作れるものは少ないが、レシピを入手することで作れるものが爆発的に増えていく。
レシピはNPCから購入したり、ダンジョンの宝箱から入手が可能。
中には同人ならではといったエッチなレシピもあるので、積極的に探していこう。
サブクエスト画面はこんな感じ。
やたらと数が多く、達成しても次々とクエストが発生して忙しい。
基本的には「○○を作れ!」というものが多く、ひたすら錬金作業を繰り返すことになる。
サブクエストを達成すると名声値とお金を獲得し、「冒険者等級」を上げることが可能。
等級が上がると受けれるサブクエストが更に増えていく。
錬金に使う素材は画像のようなダンジョンで入手出来る。
戦闘はシームレスに攻撃や魔法を行うアクション要素が強いタイプ。
非常にテンポが良く爽快なため、大量の素材を要求される本作とすごく相性がいい。
ちなみにダンジョンは全部で5階層あり、メインクエストを進める上でも重要。
新たな素材を探しながら冒険を楽しもう。
実績でパワーアップ
シェリルちゃんは何か条件を達成する度に「実績」を獲得する。
例えば「採取○回」とか「錬金○回」とか「はじめての膣内射精」とか。
この実績は「ただの飾り」ではなく、実績ポイントとしてスキルツリーから振り分けることが出来る。
つまりは経験値みたいなものになっていて、実績解除がとても嬉しい。
あとはスキルツリーの他に、直接シェルリちゃんのステータスを強化することも出来る。
ただこれはおまけというか、正直言って攻撃力一択なので「育成の幅」なんかには繋がらない。
基本的には火力アップの為に振り分けることをおすすめする。
目指せ、脳筋錬金術師シェリル!
エロもボリューム◎
お次はみんなお待ちかねのエロ部分について。
内容としては凌辱や娼館でのプレイが多く、基本的に登場するキャラは全員ロリ。
一部巨乳のキャラもいるっちゃいるけど、あくまでメインはロリなので注意しよう。
あとはヒロインの数が多いのも特徴的で、全てのヒロインに専用のエロシーンがあったりする。
ボリュームに関しては心配しなくてOK。
ただCGの方は少し使い回し感が目立つので、正直言ってしまうと満足度は低い。
なので個人的には、画像のようなドットエロがメインなのかなっていう印象。
このドットエロは主に敵に負けたときに発生し、そのクオリティは驚くほどに高い。
加えてCGエロと同じくらいのボリュームがある点も評価したいポイント。
ドットエロが好きな人にもおすすめ。
アペンド適応で更に楽しく
アペンド版で追加される内容は以下の通り。
- シェリルのHシーンを約30種追加
- 立ち絵キャラ全てにHシーンを追加
- 追加エネミー4種
- 追加アイテム15種
- 追加クエスト15種
- 追加実績80種
- 追加ED
- 周回プレイの追加
こんな感じでかなりボリューミー。
魅力的に感じるならアペンド版も視野に入れてみよう。
感想:BADポイント
アイテムなんてなかった
個人的にはこれが一番のBADポイント。
物理と魔法が強過ぎてアイテムを使う機会が全くない。
というか何なら魔法もいらなくて、全て杖で殴れば万事解決だったりする。
まぁでも魔法は物理無効の敵とかもいるし、回復魔法とかはたまに使うのでまだセーフ。
だけどアイテムは消耗品だから素材も使うし、使う人いるのかなってレベル。
錬金術師とは一体…と思ってしまった。
サブクエの作業感が強め
アイテム数がとんでもなく多い弊害として、サブクエストの消化が結構面倒。
というのもUIが使いにくく、クエスト数も膨大なので訳がわからなくなってくる。
「え~と、何が必要なんだっけ?」と混乱しながら工房とギルドを行ったり来たり。
しかも工房とギルドが地味に遠いのも作業感が増す原因の一つ。
後半は単純に「だるいな」って思ってしまっていた。
敵が多いとカクつく
そのまんまだけど、敵が多いとめっちゃ重い。
ひどいときはカクついてる間に死んでたりするから単純にストレス。
死んでも特にペナルティがないのがせめてもの救い。
超低スペックなPCとかだと少し怪しいかも?って印象(未検証)
感想まとめ
総評としては「良ゲー」。
エロにはさほど期待してなかったものの、ドットエロには大満足。
だけどCGのエロは少し微妙で、あまりちんこに響くシーンは少なかった。
まぁでもこれは自分の性癖的な問題もあるので、あまり気にしなくていいのかも。
あとはゲーム部分についてだけど、全体的に見たら評価は高め。
戦闘に爽快感があるし、テンポもいいから素材集めが楽しい。
採取→錬金→サブクエという流れが「アトリエしてる感」を感じさせてくれる。
だけどやっぱり慣れてくると作業感は強くなるのかなって印象。
単純にアイテムを作るだけなので、もう少し捻りがあればよかったのかも?
例えば付与効果とか、品質とか。(贅沢)
まぁそんな感じかな。
以上、読んでくれてありがとう!
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