「シナリオ:★★★★★★★☆☆☆」
「エロさ :★★★★★★★★★★」
「ゲーム性:★★★★★★★★☆☆」
どうも「抜き助」です。
今回は超有名な同人ゲーム「シュヴァリエ・ヒストリエ 完全版」の紹介・感想です。
サークルは「PICOPICOSOFT」さん。発売日は2022年2月6日。
ベルデ大陸に栄える「王都」を拠点として物語が展開される同人ARPG。
主人公は王族に仕える少女騎士「ジャンヌ」ちゃん。
歴史上唯一の女性騎士であり、王都の姫君「リリィ」ちゃんの幼馴染である。
ジャンヌちゃんの目的は、とある儀式中に攫われたリリィちゃんを救出すること。
「必ず姫を守り抜く」と誓った「ジャンヌちゃんの揺るがぬ信念」に注目。
騎士としてだけではなく、大切な友人として悪と戦います。
感想:GOODポイント
画力が高い
まず大前提として、このゲームはやたらと絵が上手い。
もはや商業レベルに画力が高く、どのCGも非常にハイレベルな仕上がりとなっている。
加えて主人公の「ジャンヌ」ちゃんはロリ巨乳で、かつツインテ美少女。
男受けする要素がふんだんに詰め込まれており、性癖にマッチする紳士諸君も多いことだろう。
正直結論から言ってしまうと、絵が好みであれば買って損することはない。
ゲーム部分の粗は多少あるものの、それを無に還す圧倒的なめちゃシコCGが堪能出来る。
姫を救う友情物語
ジャンヌちゃんの目的は、囚われた姫君「リリィ」ちゃんを救出すること。
冒頭でも触れた通り、ジャンヌちゃんは王族に仕える少女騎士でリリィちゃんの幼馴染。
なのでお互いは「姫と騎士の関係」だけではなく、そこに色濃い友情が含まれている。
ジャンヌちゃんの「必ず姫を救い出す」という信念の元、各ダンジョンで精霊たちを解放。
その精霊たちの力を借りながら「虚ろの黒城」を踏破すると、ゲームクリアとなる。
ただこのゲームはマルチEDが採用されているため、結末がどう転ぶかはプレイヤー次第。
様々なエンディングを回収して物語を楽しもう。
サクサクバトルと成長要素
このゲームのジャンルはアクションRPG。
なので戦闘は攻撃・回避をシームレスに行えるサクサクスタイルとなっている。
また精霊たちの力を借りて、強力なスキルを発動することも可能。
いちいち戦闘で画面が切り替わらないため、ノンストレスで物語・エロに集中出来る。
ゲームテンポは非常に良好だ。
そして成長要素として王都(拠点)で装備の強化が出来る。
強化には「ジェム(お金)」が必要で、段階的にジャンヌちゃんの攻撃力を強化出来る。
ジェムはダンジョンで入手出来るほかに、後ほど話す売春行為でも入手可能。
強化項目はそれほど多くはないが、ジェムの使い道の一つとして機能している。
あとは「大切なもの」を入手することで、ジャンヌちゃんに特殊能力を付与することが出来る。
例えば正面からの攻撃を軽減したり、回避行動に攻撃判定を付与したり。
中には服を破く・精液を付着させるといったエロ専用のアイテムもあったりする。
これらの大切なものは、「フェーデ」と呼ばれる交渉術を駆使してNPCから入手が可能。
その他にもダンジョンの宝箱に入っていたりもする。
充実のエロ要素
本作はエロ要素が非常に多い。
中でも重要となるパラメータは「多感度」と「悪い子度」。
これら2つのパラメータよって、様々なエロイベントが開放されていく。
エロをメインで楽しむなら積極的に上げたいところ。(処女プレイも可)
ちなみにこのパラメータはエンディングの分岐条件にもなっていたりする。
そしてこのゲームのエロは、何もCGが主体のものばかりではない。
「ドット+立ち絵」によるエロも充実していて、その種類も非常に豊富。
上の画像は王都の住人を誘って腰を振るジャンヌちゃん。
つまりは売春が可能であり、お金を稼ぐシステムとして機能している。
もしいちいち売春するのが面倒であれば「売春窟」を利用しよう。
ここは無限に性行為が楽しめる、言わば抜きポイントといったヤリ部屋。
行為の内容は完全にランダムで、進行自体もオート。(スピードの可変も出来る)
ちんぽでめちゃくちゃにされる「肉便騎士ジャンヌ」が拝める。
そんでもう一つのメインである「戦闘エロ」もしっかり完備。
ジャンヌちゃんは戦闘中に敵から衣服破損・セクハラ攻撃を頻繁に受ける。
徐々に服が破れていき、代わりに精液を身に纏う姿はとってもえっち。
アニメーションする性感帯へのカットインも評価したいポイント。
エロ攻撃にはダメージが伴うため、あまり頻繁には受けていられない。
そこで便利なのが、自由に戦闘エロを楽しめる「モンスター牧場」。
ここでは好きなモンスターを自分で配置して、ダメージを受けることなくエッチが可能。
言わば売春窟と同じような抜きポイントとなっている。
完全版でボリューム増
「シュヴァリエ・ヒストリエ 完全版」は、本編にアペンドの追加要素を加えて統合した決定版。
なので少々値段は張るものの、そのボリュームは値段相応かそれ以上。
新規キャラクター、新施設、クリア後の追加ストーリなど、盛り沢山な内容となっている。
ただやはり少し「ウッ…」となる価格ではあるので、そういう人はセール時に買うことをおすすめする。
ちなみに「お試しで本編だけ買おう」といった選択は出来ない。
販売されているのは完全版のみとなっている。
感想:BADポイント
戦闘と探索が単調
エロ面に不満はないものの、ダンジョンの探索はやや単調気味。
というのも、このゲームは全体的にかなり難易度が低い。
なので適当に剣を振り回しているだけで、ほぼ全ての敵を殲滅出来てしまう。
加えてダンジョンに貴重なアイテムが落ちていることもなく、正直言って探索のし甲斐がない。
ただまぁ抜くのが目的の人からすれば、逆にGOODポイントだとは思う。
たまにエラーが発生する
それほど頻繁ではないが、ときたま画像のように緑帯のエラーが発生。
それと一度だけ大量のNPCがいるマップに飛ばされたこともあったりする。
体感としては、長時間遊んでいると発生しやすいのかなって印象。
ただまぁ進行自体に特に影響はなく、ゲームを再起動することで無事に解決。
だから全然許せるんだけど、不具合は不具合なので一応BADポイント。
デートがだるい
アペンドで追加されたデート要素。
これは主要キャラとデートをして、エロシーンを回収する新システム。
回収するには選択肢から相手の好みを推測し、好感度を一定値まで上げる必要がある。
それでこの作業が繰り返していると非常に面倒。
特に男キャラとのデートは苦痛で、どこか女性向けゲームを遊ばされている気分になってくる。
個人的には合わなかった。
感想まとめ
総評としては良ゲー寄りの「神ゲー」。
何だかんだ色々と紹介してきたけど、結局一番に推したい部分はやっぱり画力。
ここまで絵が上手い同人ゲームなんて、そうそうあるものではない。
Hのシチュエーションも豊富だし、エロ部分だけに関して言えば満点レベル。
ただ「ゲーム」として見るなら少し評価は下がるかも。
個人的にはもう少し戦闘・探索に歯応えが欲しかった。
まぁでもそれは本当に贅沢な不満点で、総合的に見れば文句なしの「殿堂入り作品」。
売れるのも納得の名作です。
以上、読んでくれてありがとう!
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