「シナリオ:★★★★★★☆☆☆☆」
「エロさ :★★★★☆☆☆☆☆☆」
「ゲーム性:★★★★★☆☆☆☆☆」
どうも「抜き助」です。
今回はサイバーパンクなRPG「MECHANICAーうさぎと水星のバラッドー」の紹介・感想です。
サークルは「Loser/s」さん。発売日は2020年4月10日。
遥か未来の水星を舞台としたあまあまなセクハラ同人ゲーム。
主人公は魔法でメロディーを奏でる音楽家。男です。
超高性能メイド型ロボット「メカニカ」ちゃんと一緒に世界を救うべく奮闘する人気作。
物語は3日間で崩壊する町「ギロチンシティ」で、「その3日間」をループしながら展開されます。
ループ出来るのは主人公とメカニカちゃんだけ。何回もループを重ねて「音楽の力」で情報を集めていく。
情報収集の目的はズバリ、世界を崩壊させる「犯人」を探すため。物語はなかなかに難解。
テキストが難しいので人によっては混乱するはず。自分は混乱した。
感想:GOODポイント
メカニカちゃんが可愛い
このゲームを語る上で外せないのが、今作のメインヒロインである超高性能メイド型ロボット「メカニカ」ちゃんの「圧倒的嫁感」。
ダメな主人公を包み込んでくれる「包容力」が僕のちんこを刺激する。
こんな女子が側にいたら、さぞかし人生が楽しいことだろう。羨ましい。
正直ちょっとあざとい場面もあるけど、そこは「可愛いは正義」の力で全てが許されてしまう。
そんな感じなので、エロの種類としては完全にイチャラブ系。あまあまです。
ちなみにメカニカちゃんにはいくつかパラメータがあって、それらを上げると徐々にエロの種類が増えていく。
だからまぁちょっとした「段階エロ」としても楽しめる。
ここらへんの詳細は後で話すけど、とにかくメカニカちゃんは可愛い。おっぱいも大きい。(重要)
ガチな世界設定
遥か遠い未来を描いたこの作品は、世界設定がかなり丁寧に描かれている。
造語や専門用語などが多く並び、悪く言えば「分かりにくい」とさえ思うほどに細かい。
なので小説が好きな人なんかには刺さるはず。RPG作品というよりノベル作品に近いと思う。
ゲームの流れとしては冒頭でも話したように、3日後に崩壊する世界で「その3日間」をループして探索を行う。
「タイム」と言う行動権を消費しながら「音楽の力」で「情報収集→犯人の特定」が主な目的。(犯人=世界崩壊の原因)
自分の語彙力だと説明が難しいけど、ようするに「音楽で住人の感情に訴えてイベントを見るゲーム」って感じ。
ただ音楽を奏でるのには「パワー」ってのが必要で、そのパワーはエロいことをしないと貯まらない。
ここが本作のエロ要素。メカニカちゃんにセクハラしながら情報収集を楽しもう。
エッチなイベントがいっぱい
音楽を奏でるのにはパワーが必要。パワーを得るにはエロが必要。
ということなのでメカニカちゃんの出番です。(町中でのセクハラ、拠点エッチが出来る)
メカニカちゃんには「好感度」、「忠誠度」、「メイド力」、「知識」といったパラメータがある。
これらを上げることで、セクハラの種類やプレイの幅がどんどん広がっていきます。
もちろん数もいっぱい。常に新しいエロが楽しめる。
ついでだから各パラメータについて軽く触れよう。「それはいいです」って人は飛ばそう。
その1「好感度」
そのまんまメカニカちゃんの好感度。(情報収集してれば上がる)
これが上がると主人公との関係が進んで「専用のイベント」が開放されていく。
もちろん関係が進むほどイチャラブ感は強くなって、エロの内容も変化する。
その2「忠誠度」
これはセクハラをする時に消費するやつ。
セクハラでパワーを回復出来るんだけど、これが足りないとセクハラが出来ない。
忠誠度はイベントやアイテムなどで回復出来る。
ちなみに忠誠度の上限値は好感度と比例する。
その3「メイド力&知識」
デートイベントを開放する時に消費するパラメータ。
情報収集をしていく中で獲得出来る。
商業レベルのグラフィック
画像のように、もはやグラフィックが同人の域を超えている。
決してマップ数は多いわけではないけど、このゲームには町のBGMを変更するシステムがある。
これは単にBGMが変わるだけって機能じゃなくて、BGMが変われば町で見かける住人も変わる。(情報収集において大切)
住人はどいつも個性の塊。だから同じマップでも単調になりにくい。
それとミニゲーム的なイベントもあるから「テキストを読むだけ感」の緩和にもなっている。
あとは常にメカニカちゃんの立ち絵が表示されているのも嬉しいポイント。
次のGOODポイントで説明する「着せ替え要素」が映える。
着せ替え要素がある
このゲームにはみんな大好き「着せ替え要素」が搭載されている。
衣装の数はやや控えめだけど、立ち絵が可愛くてすんごく目の保養になる。
ちなみに衣装はイベントを進めたり、商人からお金を払って入手出来る。
「こんな衣装を着るの!?」みたいなメカニカちゃんの反応が可愛い。癒されます。
それと衣装はメニューからいつでも変更可能。もちろんイベントにも反映される。(反映されないイベントもある)
衣装を集めて自分のお気に入りを探そう。
感想:BADポイント
物語を楽しめるかどうか
正直言ってしまうと、自分はこのゲームの「物語」を楽しめませんでした。
いや楽しめなかったいうか、全体的に話が難しくて「自分の頭じゃ理解出来なかった」ってのが近いです。
途中で「ならばエロ方面で楽しもう!」とシフトチェンジもしたんだけど、エロに関しても「まぁ普通」といった印象…。
「エロい」って言うよりかは「可愛い」って感じが強くて、う~む…。(性癖もある)
だから物語が楽しめるかどうかで全てが決まるのかなって思いました。
ただ否定をしているわけじゃなくて、小説とか読み慣れてる頭のいい人は楽しめると思う。
「自分の頭にはまだ早い」というか、ようするに自分の頭の悪さが明確になりました。
テキストを読むのに疲れる
頭の悪い自分でも一応頑張って理解はしようとしました。
でもこのゲームって専門用語とか造語が多くて、さらには漢字もめちゃくちゃ多い。
例えば「対時空異常組織」、「宇宙開拓釈明期」、「水星軌道上人工衛星」、「基幹次元」といったテキストがズラっと並びます。
一つ一つの意味自体はまぁ分かるんだけど、文章を読むのが苦手な自分としては結構疲れるのです…。
特に後半の「次元についての解説」みたいな場面は頭が大パニック。読む気をなくしてしまった。
図解を入れて詳しく説明はしてくれてるんだけど、もうすでにお腹いっぱい…。
こういった難しい文章をサラっと読める人間になりたい。
リセットが多くなる
日数があるゲームなので、自分みたいに「一日の効率」を気にする人はリセットが増えます。
このゲームはタイム(行動権)を消費してイベントを進めるんですが、イベントの「選択」を間違うとイベントが進みません。
つまりはタイムが無駄になっちゃうので、ついついリセットしちゃう。
ただまぁそんなことしなくても日数には余裕がある…というかループするので「実質無限」みたいなもんです。
だから正直適当でいいんですけど、自分はどうしても気になっちゃう…。
同じような人だけ注意しよう。
感想まとめ
総評としては「凡ゲー」。(好きな人ごめんなさい)
頭が悪い自分では物語が理解出来ず、エロも性癖にマッチせずといった具合でした。
クソゲーとしないのはメカニカちゃんの「キャラデザ」、「性格」、「おっぱい」、「おっぱい」が好きだからです。
ただまぁ何回も言いますが、決してこの作品を否定してるわけじゃありません。
全てはこの深い世界設定を読み解けない「自分の頭の悪さ」が原因。
じゃないとこんなに好評じゃないはずだし、あくまで個人的な感想なので参考までに。
しかしみんな頭いいんだなぁ。尊敬する。
以上、読んでくれてありがとう!
コメント