「シナリオ:★★★★★★★★★☆」
「エロさ :★★★★☆☆☆☆☆☆」
「ゲーム性:★★★★★★★★★★+」
どうも「抜き助」です。
今回はボリュームの塊「セックス&ホームダンジョン」の紹介・感想です。
サークルは「マニファクチュア」さん。発売日は2020年5月19日。
全同人ゲームの中でもトップクラスのボリュームを誇る町作りRPG。
主人公は「アーシロック・アーティン」、略名「シロ」。ふたなりだ。(歓喜)
ふたなりの作品って結構少ないからすごく嬉しい。前作「セックス&ヴァーデンリッテ」も遊んでたりする。
物語としては、訳ありハーフエルフ「リューナ」ちゃんと一緒に「種族に縛られない自由な町を作ろう!」っていうお話。
全体的に雰囲気は明るめ。だからまったり遊びたい人にはいいと思う。
たくさんの仲間・住民たちと協力して少しずつ町を発展させていこう。楽しいよ。
感想:GOODポイント
ふたなり最高!
何と言ってもまずはコレ!ふたなり最高!フォーッ
冒頭でも話した通り、このゲームの主人公である「シロ」ちゃんはふたなりだ。
しかも「処女膜を突き破る」ことを生きがいとしているとんでもねぇ女の子。(身体能力もチート級)
だからエロの内容としては凌辱がメインになってて、仲間は全員もれなく処女。
シロの無慈悲な剛直が仲間たちの純潔を次々と散らしていく…のだが、不思議と全く「かわいそう」とはならない。
それは全体的に雰囲気が明るいからってのもあるし、BGMに悲壮感がないからだ。
なので「かわいそうで抜けない」ということにはならないので安心して欲しい。
ふたなり好きな紳士諸君は要チェック。ふたなり最高!
町作りがガチ
というわけでここからはゲーム部分に触れていく。
このゲームのメインは「町作り」となっていて、資材を集めて様々な施設を作ることが出来る。
例えば「釣り場」だったり「牧場」だったり「農場」だったりなど、結構ガチめに作られている。
ちなみに資材は各エリア(めちゃ広い)で集めることが出来る。たくさん集めてリューネちゃんに渡そう。
ゲーム全体の流れとしては、資材を集めながら冒険・交流を行う中でイベントが発生。
それが「新たな仲間との出会い」などに繋がり、更に町が発展していくといった流れだ。
施設が完成したら次は住民を探そう。
住民も資材と同様に各エリアで「勧誘」することが出来る。
住民にはそれぞれ職種みたいなものがあって、例えば「木こり」とかだったら木材を勝手に集めてきてくれる。
つまりは住民を集めれば集めるほど資材集めがラクになっていく。積極的に勧誘しよう。
ちなみに上の画像は牧場施設なんだけど、こんな感じで動物を捕まえて放牧することだって出来ちゃう。すごい。
資材集めが楽しい
資材集めなんてすぐ飽きそうなんて思う人もいるだろうけど、そんなことはない。
このゲームには画像のようなスキルレベルがあって、「伐採すると伐採スキルが上がる」といったように各採取に成長要素がある。
それと町が発展して住民との交流が深まってくると、新たなエリアが次々と開放されていく。
しかもアイテムの数が尋常じゃないぐらい多いし、クラフトでアイテムを作成したりすることも出来る。(クラフトレシピってのもある)
まぁつまり何が言いたいのかと言うと、ただ同じような場所で似たような素材を集めるゲームじゃないってこと。
常に何かしらの発見があって単調さを感じさせません。すごいゲームだと思う。
仲間が多い・イベントも多い
仲間はシロを含めず全部で10人もいる。
その内の「タニカ」って子はアプデで追加されたキャラだからイベントは少ない。
だけどその他のキャラのイベント量はやばい。膨大過ぎて60時間遊んだ自分でもまだ見切れていない。
それとキャラのイベントだけでなく、ゲーム部分でのイベント量もやばいことになっている。
このゲームにはスケジュール帳ってのがあるんだけど、まぁちょっと見て。
ネタバレ防止で白紙状態のやつだけど、このスケジュール帳にゲーム内イベントが記録されていく。
各イベントは人との会話の中で「○日にどこどこでお祭りがあるよ!」って聞いたりして埋めていく。
そんですごいのはそのイベントの作り込み具合。
例えばお祭りだったら屋台がいっぱい出たりして、町の雰囲気がガラっと変わる。
所詮ゲームだと言えばそうだけど、「人が生活してる感」を感じてしまった。
ビルド構築のある成長要素
そんでこのゲーム、戦闘システムに関しても素晴らしい。
基本的な部分はよくあるターン制のコマンドバトルなんだけど、装備の種類や戦闘スタイル、仲間の構成によって戦い方が変わってくる。
仲間によって得意なスタイルは違うから、個人のビルドだけでなくPT全体のビルドを考える必要がある。
スキルは上の画像のスキルツリーから覚えていく感じ。(シロは全スタイルが使える)
もちろんキャラ毎に自分で振り分けれるし、キャラ固有のスタイルもあったりする。
それとハクスラ(ハック&スラッシュ)要素もあったりする。
ハクスラ要素ってのはまぁ色んな意味があるんだけど、一般的には「ランダムな効果が付与された装備を集める」って意味で使われる。
強い効果の付いた装備を集めて「俺TUEEE」したい人にはたまらないやつ。
なので画像のように装備がいっぱい。(Aキーで付与された能力を確認出来る)
そんな感じでまとめると、「育成の幅が同人ゲームの域を超えている」。
感想:BADポイント
エロよりゲームになる
これはBADポイントでありGOODポイントでもある部分。
ゲームがしっかりしている分、エロが所詮おまけ程度といった具合になってしまっている。
エロシーン自体は数が多くてすごいとは思うんだけど、まぁ言ってしまえば「テキストを読むだけ」ではあるので単調さは否めない。
多分ゲームが単調じゃないから、余計に単調さを感じてしまうんだろうなとは思う。
なのでもう少しゲーム部分でエロが出せればよかったのかなって思いました。
一部のキャラの絵が残念
一部のキャラの絵がちょっと雑に感じました。
特に画像の「ニャイカ」はあまり使いたいとは思わず、ほぼずっと補欠メンバーだった。(好きな人はごめんね)
エロシーンもいくつか雑なものがあったりして、気にならないと言えば嘘になります。
でも「リューナ」、「ルェメ」、「クニュウ」、「マモ」に関しては文句なし。
かなり気合いが入っていてとってもエッチです。
住民集めが少し面倒
「町作りがガチ」の項目で話した「住民」ですが、集めるのがちょ~っと面倒くさい。
「木こり」とか「狩人」とかで職種が分かれてるんだけど、職種によって出現するエリアが決まってます。
なので「この職種どこにいたっけ…。」ってどうしてもなってしまう。
攻略とか見たらまぁ一発なんだけど、見たくないって人は探し回る羽目になります。
ゲーム内でどこにいるとか確認出来たらよかったのかなって思いました。
感想まとめ
総評としては神ゲー寄りの「良ゲー」。
ただ完全に個人的な評価を下すとしたら「殿堂入り作品」レベル。
でもあえてそうしないのは、やっぱ「エロが弱いから」ってのがでかい。
ゲームとしては同人ゲームの中でもトップクラスに面白いけど、抜けるかと言われればちょっと怪しい。
どっちかと言うと同人ゲームっていうよりかは、普通のゲームを遊んでる感覚に近かった。
なので抜き目的で買うのはおすすめしません。
逆にゲーム目的であればそれはもう遊んだ方がいい。すごくおすすめ。
というわけで、次回作「セックス&ロゼアナイツ」にも期待!
以上、読んでくれてありがとう!
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