「シナリオ:★★★★★★☆☆☆☆」
「エロさ :★★★★★★☆☆☆☆」
「ゲーム性:★★★★★★★★☆☆」
どうも「抜き助」です。
今回はセクハラが楽しめるADV「帝國の関所番」の紹介・感想です。
サークルは「テングステン」さん。発売日は2019年5月21日。
国境にある検問所で身体検査(意味深)を行うお触り系の同人ゲーム。
主人公はかつての戦争で大暴れした凄腕の戦士「ティル」。男です。
操作は全てマウスで完結。ミニゲーム感覚でサクっと遊べます。
国境にやってくる人物が「危険でないか」を確認していくゲームで、やることとしてはかなりシンプル。
書類に不備はないか、武器を隠し持っていないか、などをプレイヤーが判断して捌いていく。
まぁようするに「P○pers, Please」。オマージュ作品となっております。
感想:GOODポイント
シンプルで中毒性のあるシステム
冒頭でも触れた通り、このゲームの基本は至ってシンプル。
「危険人物であるかないか」をプレイヤーが判断するんだけど、例えば画像のキュートな女の子。
この子の持ってきた書類が画像の右、発行日が猫の月16日、期限は猫の月20日。
現在の月日は画像右上、猫の月17日。コブラの印章もあるし、服の下に武器も持っていない。
すなわち「白」なので、通行を許可するのが正解となる。
逆にこの内どれか一つでも満たしていなければ通行を許可してはいけない。基本はこれの繰り返し。
めちゃくちゃシンプル。だけど徐々に確認事項が増えていくし、適度に頭を使って楽しめる。
そしてやけに中毒性が高い。「はい次!はい次!」とハイになってくる。楽しい。
親切なチュートリアル
そしてこのゲーム、チュートリアルがとっても親切。
文字で説明して「はい、終わり」ではない。しっかり実践形式で手取り足取り教えてくれる。
いくら「P○pers, Please」のオマージュとはいっても、多分「P○pers, Please」をやったことがある人は少ないだろう。
そういうのをきちんと想定して作られている。
なので「P○pers, Please」をやったことがない人でも大丈夫です。
それと物語の進行度に応じて少しずつ教えてくれるのも嬉しい。ややこしくならない。
セクハラし放題なエロ要素
みなさんお待ちかね、エロ要素について。
ターゲットはもちろん「入国してくる女性」。やりたい放題なセクハラが楽しめます。
お触りや脱衣を要求すると、画像中央右上の「ストレスゲージ」が上昇。(MAXになると逃げられる)
そして一緒に下の「快楽ゲージ」も上昇し、ストレスゲージより先に快楽ゲージをMAXにすると、「絶頂or挿入」が可能になる。
一度絶頂か挿入をするとストレスゲージに♥が付き、以降はストレスゲージが溜まりにくくなる。
正直あとはやりたい放題。ケツ穴に入れるもよし、おっぱいに擦りつけるもよし、口内射精するもよし。
そんで事が終わったら「全裸のままさようなら」なんてことも出来ちゃう。
それとモブの外見は完全にランダムなので、ブスはスルーして美人には種付け。なんて遊び方も出来る。
一部ヒロインにはエロイベントも用意されていて、専用のCGもある。(デートも出来る)
ざっくり言うとこんな感じ。
この他にもラクガキでマーキング出来たり、売春交渉が出来たりなど、結構自由度は高い。
ただ序盤からめちゃくちゃ出来るわけではないので、その点だけは注意しよう。
カスタマイズ性が高い
クリア後に開放されるモードとして、「サンドボックスモード」というのがある。
このモードは好きなキャラクターを呼び出して、自分の気の済むまで好きに弄り倒すといったモード。
衣装や髪型、性感帯や性的趣向などを設定することが出来るので、自分の好きなシチュエーションを自分で作り上げることが出来る。
おそらく想像力が豊かな人ほど抜けるモードだと思う。
それともう一つ、「エディット」というものもある。
これは自分好みの女の子を作ることが出来る機能で、いくつかのパーツの中から選択してカスタマイズを行うといったもの。
画像の女の子は自分が作ったドスケベ淫乱シスターのフランカちゃん。
全身性感帯かつオナニーの達人、言わば性の化身である。
といったように自分の性癖に合わせたキャラクリエイトが出来る。すごい。
自由に遊べるエンドレスモード
ここまで触れてこなかったけど、このゲームの本編中には「時間」があります。
「時間内に何人のモブを捌けるか」というのが基本なんだけど、このエンドレスモードではそれがない。
つまり時間を気にせず無限に審査が楽しめる。(開放されるのはクリア後)
それとこのエンドレスモードでは、さっき話した「エディット」で作成したキャラクターが登場する。
可愛い女の子をいっぱい作って遊ぼう。
ちなみに「キャラスイッチ」ってのもあって、キャラを個別に登場させる・させないを設定出来る。
自分の遊び方に合わせて切り替えよう。
感想:BADポイント
絵がちょいと独特
人それぞれ好みはあるだろうけど、絵はかなり独特な方だと思う。
正直言うと、この絵のせいで少し買うのを躊躇ってしまっていた。
なのでDLsiteの「お気に入り」にずっと「帝國の関所番」があったんですよね。
実際に遊んでみるとそこまで気にならなかったんだけど、絵は正直好みではありません。
なのでまぁBADポイント。ゲーム部分は好きです。
道具選択中に時間が進む
めちゃくちゃ細かいけど、道具を使うときに時間が進むのが嫌でした。
別にそこまでシビアに時間管理しなくていいんだけど、性格上気になってしまう。
というか道具について触れてませんでしたね。
このゲームには道具ってのがあって、審査の助けになるものを商人から購入することが出来ます。
特に男女を分ける旗はとっても便利。通行人を女の子のみにして遊べます。
お金の使い道があまりない
ちょっと要望に近いかもしれませんが、お金の使い道をもう少し増やして欲しかったです。
少し違う言い方をすると、アイテムにもう少し種類があればもっと楽しかったのかなって思いました。
具体的に「例えば…」とは言えないんですが、後半お金が余りまくるのです。
薬を買いまくればまぁ余らないけど、そう数が必要なものではないので…。
感想まとめ
総評としては凡ゲー寄りの「良ゲー」。
クリアまでは「おもしれー!」って感じで一気に遊べるゲームなんですけど、いかんせん飽きやすい。
中毒性があるのはクリアするまでで、その後は「う~ん…。」って感じ。
クリア後に開放されるモードに内容の変化はほぼないし、すごいとは思ったけど、ちょっと触って「もういいかな」ってなってしまった。
でも想像力が豊かな人は結構遊べると思うし、一応おすすめかな。
それとクリアするまで楽しめたらいいって人にもおすすめ。
自分はクリア後もしばらく楽しみたい派だから、少し不完全燃焼だった。(クリアするまでは楽しかった)
以上、読んでくれてありがとう!
コメント