「シナリオ:★★★★★★★☆☆☆」
「エロさ :★★★★★★★★★★」
「ゲーム性:★★★★★☆☆☆☆☆」
どうも「抜き助」です。
今回は「無気力天使ちゃんは性活学科の単位が足りない…。」の紹介・感想です。
サークルは「ナカヨシホンポ」さん。発売日は2023年5月27日。
三名の見習い天使たちが地上で奉仕活動を行う同人RPG。
ゲーム的には「抜きゲー」に近いタイプで、やることとしては主にイベントの回収。
知能を低下させながらシコれる「抜き特化」な作品となっている。
エロの種類としてはコミカルなノリが特徴的な明るめの段階エロ。
とは言っても普通?の段階エロではなく、ヤるんだけど反応が変わっていくタイプのドスケベ仕様。
エロ自体は最初から全開なため、序盤のエロに物足りなさを感じることはない。
詳しくは記事の中で説明しよう。
感想:GOODポイント
パコパコライフな特別補習
本作の主人公は天使学校に通うダウナー天使「ミカ」ちゃん。
あだ名は「ニート天使」となっており、やる気のない性格が特徴的な超問題児である。
ミカには「ベル」という友達がいて、彼女もまた問題児なのだが、そこはまぁ割愛。
ともあれ二人は女神「フレイア」に呼び出され、「奉仕学科」の成績が悪いことを知らされる。
奉仕学科とは「人間の助け方」を学習する学科で、天使にとっては非常に大切な最重要科目。
その成績が悪いということはつまり、卒業そのものが怪しいということ。
それはまずいと焦る問題児たちだが、ここでフレイアが二人に「特別補習」たるものを提案する。
その内容は「実際に地上に出向いて人間たちのお手伝いをする」というもの。
期間はフレイアが大丈夫そうだと思うまでで、サポート役として優等生のロリ天使「アズ」も同行。
これはやるっきゃない!ってことで、こうして三人は天界から地上へと降臨。
単位を取るためパコパコする「えちえちな補習授業」を楽しもう。
ラブを集める探索型RPG
舞台となるのは「異変」によって性欲が暴走した街「ダールシカ」。
ここでミカたちは人間たちの悩みを解決しながら「ラブ」を集めることになる。
ラブとは悩みを解決した際に溜まるもので、言わば進行に関わる「淫乱度」みたいなもの。
流れとしては「悩みを解決→イベントが発生→ラブを獲得→新たな悩みが発生」といった流れだ。
ちなみに街には昼と夜の概念があり、当然時間帯によってイベントは変化する。
そして悩みを解決する際にはクイズが出題される。
制限時間内に正解を選ぶわけだが、正解すると相手の体力が減り、不正解だと自分の体力が減る。
自分の体力が0になるとやり直しとなり、相手の体力を0にするとクリアとなる。
わからないときはお助けアイテムを使ったりして乗り切ろう。
明るめな段階エロ
ここからはエロ部分について触れていく。
エロ全体の雰囲気としてはコミカルで悲壮感のない明るめタイプ。
ジャンル的には段階エロとなっているが、最初から全裸徘徊が可能であり、性交へのハードルはかなり低い。
一見これは段階エロとして破綻してるように思えるが、反応が激変するので実際はそうでもない。
「最初からえちえち」が「もっとえちえち」になるタイプの段階エロだ。
そしてエロの見せ方は主にCGとテキストを主体としたものがメイン。
しかしながら本作はそれだけでなく、立ち絵によるエロとドットエロも同時に楽しめる。
ドットエロは画像のような感じで、主に家の中や銭湯なんかに入った際に発生する。
プレイ内容は6種類とそこまで多くはないが、クオリティはかなり高めでえちえちだ。
あとはもう一つ重要な部分として、本作のエロステ画面は非常にシコい。
ミカの現在の腟内やパンツの状況、性感帯に関する一言メモ、街の評判などなど…。
これでもか!というほどの作り込みで、これにはエロステ好きな紳士もニッコリなはず。
ちょくちょく確認しながらニヤニヤしていきたい。
着せ替えの作り込みが丁寧
お次は本作の目玉と言っても過言ではない「着せ替え要素」について。
本作は13種類の衣装と豊富なエロパーツによってミカを自由にカスタマイズすることが出来る。
カスタマイズ出来る箇所は非常に多く、画像にある箇所以外にも数多くを用意。
例えばラクガキや首輪だったり、陰毛や小物、エフェクトや帽子などなど…。
一例として上の画像から少し自分好みにカスタマイズをしてみる。
するとこんな感じで褐色肌で白が映えるドスケベ牛ガールが爆誕。
このように別人になるほどのカスタマイズが可能となっており、着せ替えゲーとしての完成度は高め。
またここでの変更は立ち絵エロやドットエロにも反映されるのも嬉しいポイントだ。
街中をくまなく探索し、カスタマイズパーツを沢山集めよう。
ボリューム面も◎
本作は1つのシチュに対して2~3段階のエロシーンが用意されている。
割合としては3段階のものの方が多く、シチュ自体も豊富なため、ボリューム面は◎。
これに加えて立ち絵エロとドットエロがあるので、いかに遊び応えがある作品かが伺えるだろう。
ちなみに回収が面倒な人向けに最初から全開放も可能になっているぞ。
感想:BADポイント
クイズが少し難しい
これは自分がアホなだけではあるが、クイズが思いの外難しい。
主に歴史系の問題が多く、自分は歴史が苦手なので何度も間違ってテンポロス…。
ただこのクイズはスキップが出来るので、苦手ならスキップすればいいだけの話ではある。
ちょっと無理矢理探したBADポイント。
状況の説明文が多い
これもまぁ自分の頭の問題だが、セリフの合間に挟む状況説明文が結構ボリューミー。
自分はこれが多いと読み飛ばしてしまう癖があるので、少し没入感が薄れてしまった印象。
まぁ完全に自業自得なのだが、もう少し区切ってくれると読みやすかったなぁなんて思ったり…。
ただこれは何も「めちゃくちゃな文だ!」とかを言ってるわけではない。
普通の人は全然読みやすいだろうし、結局は自分がアホなだけである。
動作が重い
これが唯一はっきりと言える不満点で、プレイ中の動作は結構重め。
特に夜になると重い印象で、エリア移動時に「あ、セーブしてねぇ…」なんて緊張が走ったり…。
あとは長時間遊ぶのも結構危険で、自分は何回か強制終了の餌食となっている。
作者さんも強く推奨しているように、予め体験版での動作確認はしておこう。
感想まとめ
総評としては神ゲーに近い「良ゲー」。
ミカのムチムチな肉体、そして少し垂れ目なリアルおっぺぇが性癖的にベストマッチ。
乳首ピアスや肉便器ラクガキなんかも性癖に刺さり、終始カウパー液をダダ漏れにすることが出来た。
また着せ替え要素が充実しており、それが立ち絵エロやドットエロにも反映されるシステムはマジで神。
全体的に作り込みが丁寧で、画力の高さも相まってめちゃシコな作品へと仕上がっている。
ただ動作が重いことと、ゲーム性が思ったよりもなかった点は少し残念に思ったポイント。
「イベントを見るだけ感」は少なからずあるので、人によっては単調に感じてしまうかも?
まぁエロにしか興味がないのであれば関係ないが、ゲーム性を求めて買うのは少し違う気がする。
その辺があと一歩!って感じで個人的には良ゲーとしたが、正直まぁ神ゲーという認識でいいとは思う。
何やらDLCの発売も予定されているみたいなので、気になる人は要チェックだ。
以上、読んでくれてありがとう!
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