「シナリオ:★★★☆☆☆☆☆☆☆」
「エロさ :★★★★★★☆☆☆☆」
「ゲーム性:★★★★★★☆☆☆☆」
どうも「抜き助」です。
今回は「ダンジョン&ダークネス 大穴と自由の街エルバーン」の紹介・感想です。
サークルは「Drill Drill Drill !!」さん。発売日は2023年2月19日。
背景や立ち絵など全てのCGがAIで作成されたという「時代」を感じさせる作品。
絵柄的にはドット風となっており、キャラデザは全ヒロインがムチムチの爆乳ガール。
貧乳のキャラは一切いないため、爆乳が苦手という人は注意したい。
ゲームとしては街を拠点にダンジョンを探索するハクスラ系のローグライト。
スキルツリーや装備によって「ビルド」を構築し、「大穴」を攻略することが主な目的となる。
詳細は記事の中で説明しよう。
感想:GOODポイント
大穴を攻略するハクスラRPG
冒頭でも触れたように、本作の目的は「大穴」を攻略すること。
この大穴は「エルバーン」という街に突如出現し、その魔力によって魔物たちを引き寄せている。
そのため王都は緊急で冒険者を集めるわけだが、本作の主人公はそんな冒険者たちの内の一人。
正直言って物語はあってないようなもので、とにかく大穴を攻略しようって感じが物語となる。
ということで大穴に向かうのだが、その前に主人公の素性を決めよう。
この素性は主人公の生い立ちと言った感じで、ステの初期能力値やスキルなんかに影響する。
素性は全部で9種類用意されており、自分のプレイスタイルに合いそうなものを選べばOK。
死にゲーなんかをやっていれば馴染みのあるシステムとなっている。
エルバーンを拠点に探索しよう
拠点内でのシステムとしては「移動する」や「話す」といったコマンドを選択するタイプ。
エルバーンは6つのエリアに分かれており、説明不要だとは思うが「移動する」はエリア移動。
そして「話す」は、エリアごとに配置されているヒロインたちと会話することが出来る。
鑑定屋や武器・防具屋なんかもあるので、それらの施設で準備を整えてから攻略に挑もう。
シンプルなゲームデザイン
ここからはダンジョン内での説明だが、やることとしてはかなりシンプル。
「進む」か「戻る」かを選択するだけで、進むと探索度が上昇し、戻ると逆に減っていく。
基本的に探索度は100が上限となっており、考え方としては「100階層」という認識でOK。
各階層ごとにランダムでイベントや戦闘が発生・未発生し、この部分が所謂ローグライトの要素。
探索度が100になるとボス戦となり、倒すと晴れてステージクリアとなる。
そんでもって戦闘画面はこんな感じ。
ターン制のコマンドバトルとなっており、良く言えばシンプル、悪く言えば「いつもの」といった感じ。
目新しいシステムなんかは特になく、強いて言うなら条件次第でヒロインと共闘出来るよってぐらい。
ちなみに敵を倒すとランダムで未鑑定装備がドロップし、街で鑑定して貰うことで装備を入手出来る。
ただゲームオーバになると拾った未鑑定装備はなくなるので、危なくなったら退散しよう。
ツリーと鑑定による成長要素
本作の成長要素は大きく分けて2つ。
スキルツリーによるスキルの習得、それと鑑定による装備の更新だ。
まずはスキルツリーについてだが、上の画像のようなUIから「SP」を消費して様々なスキルが習得出来る。
SPはレベルアップ時や特殊なアイテムを使うことで獲得が可能だ。
ちなみに何故かスキルリセット機能は用意されていない。(頑張れば無限に増やせる)
そしてお次は鑑定について。
エルバーンの街には鑑定屋があり、ダンジョンで入手可能な未鑑定装備を鑑定して装備を獲得出来る。
また未鑑定装備にはレアリティが設定されており、基本的には☆の数が多いほど性能は強力だが、
どんな装備になるかはランダムなので、必ずしも☆が多いと強いというわけでもない。
禁断の技「セーブ&ロード」を使えば捗るが、面倒なので個人的には非推奨。
全ヒロインがムチムチ
ここからはお待ちかねのエロについて。
本作のエロは街で発生するエロと、ダンジョンで発生するエロの2パターンが存在する。
メインとなるのは街エロで、街の中でヒロインと会話し、条件を満たせばエロシーンが見れるようになる。
ヒロインの数は15名にもなり、シーン数は各ヒロインごとにだいたい3~4シーンほど。
どの子もムチムチの爆乳ガールとなっており、AI絵でありながら画力のパワーは凄まじい。
そしてダンジョンでのエロはこんな感じで発生。
ダンジョン探索中にランダムで発生し、プレイヤーの選択次第でエロシーンへと移行する。
ちなみにエロシーンには共通して断面図があり、この断面図はアニメーションする。
膣奥にちんこが吸い付いてぷるんと揺れる感じが結構エロい。
感想:BADポイント
エロ部分が単調
あまり文句を言いたくはないが、正直言ってエロ部分は微妙と言わざるを得ない。
というのも本作のエロシーンの体位はパイズリ、騎乗位、バックの3パターンだけ。
明らかにバリエーションに欠けており、なおかつCGの変化(ぶっかけ・表情差分など)も一切ない。
さらにはヒロインを凌辱した後の反応の変化すらないので、かなり淡白なエロになってしまっている。
ただ絵のパワーに限っては凄まじいため、その点は普通にニッコリ。
ゲーム部分も普通
本作はスキルツリーと装備でビルドを構築するハクスラ系のローグライト。
なのだが、正直言ってビルドを組む必要性は低く、基本的には攻撃力を上げて殴っとけばOKという印象。
高難易度にすればまた違うのかもだが、戦闘が単調でそこまでの熱量が生まれなかった。
あまりハマらなかったので、自分は途中から難易度をストーリー(最低難易度)にしてしまっていたりする。
あとはダンジョン内での回復が戦闘中限定だったり、イベントの種類が少なかったりなど不満は多め。
ただまぁあくまで個人的な感想なのであしからず…。
共闘ダンジョンが少ない
本作の特徴的な要素として「共闘」というシステムがある。
この共闘はヒロインを仲間に出来るというもので、街でヒロインたちの「頼み事」を叶えると開放。
開放したヒロインはダンジョンで同行が可能となり、一緒に攻略を楽しむことが出来る。
このシステム自体は素晴らしいものだと思うが、いかんせん共闘出来るダンジョンが少ない。
8ステージ中3ステージしか用意されておらず、せっかくの良システムが勿体ないなという印象。
個人的には全ダンジョンが共闘前提の調整でも良かった気がする。
感想まとめ
総評としては「凡ゲー」。(好きな人ごめんなさい)
ストーリー性が薄く、ゲーム性も個人的にはハマらず、何て言うか「惜しい」といった作品。
特に残念に思ったのがエロ部分で、やはり差分が全くないっていうのは見ていて単調。
せめてぶっかけ差分でもあれば…といった感じで、エロへの不満は結構高め。
体位のバリエーションも乏しいし、せっかくのめちゃシコCGが活かせていない印象を受けた。
それにゲーム部分も決してクソゲーではないのだが、何ていうかただただ普通。
こういうビルドにしたい!という意欲も湧かず、売りであるはずのビルド要素があまり息をしていない。
ただもし全体的にもう少し改善されたりすると、一気に良ゲーへと化けそうな予感はする。
それぐらいのポテンシャルは感じるので、繰り返しにはなるが本当に惜しい…。
絵柄やゲーム性自体は好みなので次作に期待、あるいはDLCに期待。(出るかどうかは不明)
といった感じで否定的な感じにはなったが、これはあくまで個人的な感想です。
作品そのものを否定しているわけではないので、あしからず…。
以上、読んでくれてありがとう!
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