「シナリオ:★★★★★★☆☆☆☆」
「エロさ :★★★★★☆☆☆☆☆」
「ゲーム性:★★☆☆☆☆☆☆☆☆」
どうも「抜き助」です。
今回は露出系のホラーゲーム「還道-累ノ夜-」の紹介・感想です。
サークルは「旅猫キャンプ」さん。発売日は2021年7月29日。
絵のクオリティがやたらと高い探索型の同人ホラー。
怖さの種類としては狂気や不気味さがメインとなっており、驚かせてくるような演出は少なめ。
びっくり系のホラーが苦手な人でも安心の作品となっている。
ゲームとしては銭湯からの帰り道でイベントを探すRPG。
それほどゲーム性は高くなく、誰でもサクッとクリア出来るシンプルな作品だ。
詳しい内容は記事の中で説明しよう。
感想:GOODポイント
帰り道での異変
本作の主人公は肉まんが大好きな美乳女子「ココ」ちゃん。
彼女はとあるアパートで一人暮らしを始めるのだが、そのアパートに風呂の設備はない。
なので近所の銭湯に通い、スタイル抜群なナイスボディを清めていた。
しかしどういうわけか、銭湯からの帰り道で心霊現象のような出来事が多発。
そしてココは銭湯の管理人「ミケ」から奇妙な話を耳にする。
何やらここに通うお客さんは一週間程度で姿を現さないようになるとのこと。
果たしてこの不可解な現象はなんなのか、ココは一体どうなってしまうのか…。
ちなみにマルチエンディング。
シンプルなゲーム性
ゲームとしては銭湯に行く前と帰り道でシステムが異なる。
行く前は画像のような選択肢の中から行動を選択するシミュレーション。
壱夜、弐夜という感じで日ごとに「章」のようになっており、日によってその内容は変化する。
一通り選択したら「出かける」から銭湯に出発しよう。
そして銭湯の下りになり、銭湯に入ったら本番の帰り道パートが開幕。
帰り道パートは先程とはうってかわって、気になるポイントを調べるタイプの探索ホラー。
帰り道には様々なイベントが用意されており、そのイベントを見ることが本作のメインとなる。
かなりシンプルなので誰でもすぐに理解出来るだろう。
マイルドでえっちなホラー要素
ホラーと聞くと躊躇してしまう人もいるだろうが、その辺は全然心配しなくていい。
本作はホラーとは言っても「えっちな女体」が拝めるホラー。
怖さなんかよりおっぱいやお尻なんかに目が向き、恐怖感を大幅に軽減してくれる。
またホラー演出自体もマイルドに作られており、少し怖いが怖過ぎないといった丁度いい塩梅になっている。
ただ恐怖の感じ方は人それぞれなので、あくまで参考程度におなしゃす。
画力が高い
ここまでの画像をご覧の通り、本作のCGはやたらと画力が高い。
R15の作品なのでエロさこそ控えめなものの、女体の美しさをひしひしと感じることが出来る。
また主人公のココには日焼け跡なんかもあり、おっぱいの大きさも現実的なベストサイズ。
自分は非現実的に大きい方が好みだが、普通でいいって人には嬉しいかと思われる。
ちなみに念のためにもう一度言うが、本作はあくまでR15の微エロな作品。
前戯や本番行為といったエロシーンは一切ないので注意しよう。
サブヒロインも充実
本作は主人公のココの他にもサブヒロインが5名も登場する。
少し数に対してシーン数が足りてない感じはあるが、まぁ多いに越したことはない。
中には巨乳の女の子もいるので、ココのおっぱいに物足りなさを感じる人には嬉しいはず。
そう、自分のことである。
感想:BADポイント
手動でセーブが出来ない
個人的にこれが一番のBADポイント。
本作は手動セーブが行えず、進行状況の保存はオートセーブのみとなっている。
なので見逃したイベントを回収するには、その見逃した各章の最初から遊ばなければならない。
また回想機能もCGの閲覧は可能だが、何故かイベントそのものを見返す機能はなし…。
実用性は低めな仕様と言えるだろう。
たまに日本語がおかしい
気になった部分としては、所々で少し日本語がおかしいところ。
付けるべき字が足りてなかったり、接続詞が変だったり、語尾が男っぽかったりする。
ただ全体を通してそんな感じというわけではなく、基本的に違和感は少ない。
なので全然許容範囲内だが、気になっちゃうって人は注意しよう。
ボリュームは控えめ
本作は良くも悪くもボリュームは控えめ。
サクっと遊べる気軽さがある反面、あっけなく終わってしまう虚しさもある。
だいたいプレイ時間は2時間遊べたらいい方で、人によっては1時間程度で終わるだろう。
これをどう捉えるかは人それぞれだが、個人的にはボリューム不足を感じた。
感想まとめ
総評としては良ゲー寄りの「凡ゲー」。
R15なのでエロさの評価は低めにしているが、逆に裸体のみでここまでエロいのは普通にすごい。
それほど画力がずば抜けて高く、女体の美しさを堪能出来る綺麗な作品。
ホラー表現も丁度いい塩梅となっており、よっぽど苦手でない限りは楽しむことが出来るだろう。
しかしながら前述した通り、本作は仕様的にあまり親切なゲームとは言えない。
ボリュームも個人的には物足りなく、ゲーム性もほぼないようなシステムとなっている。
この辺が自分には合わず、ゲームというよりかは画集に近い印象を受けた。
なので綺麗な女体を眺めたいという紳士にはおすすめ。
ゲーム性やボリュームを求める人はやめておいた方がいいのかもしれない。
以上、読んでくれてありがとう!
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